Arikaina 2016/12 こども食堂有田に[1]
ごはんを通じた地域の居場所づくり
「こども食堂」有田地域に続々オープン

 核家族化・少子高齢化…1人、あるいは少人数で食事する子供が増えている時代に「大勢で食事する楽しみを」と、全国で広まりを見せている「こども食堂」。

基本的には地域住民のボランティアにより、無料、もしくは安価でこども達が食事できる場所を提供しています。

有田地方でも12月には有田川町で、1月には有田市でオープンすることになりました。

みんなでわいわいごはんを食べる
「貧困対策」だけじゃない

 「よく『こどもの貧困対策』という風に見られるんですが、実際には必ずしも経済的に厳しい家の子だけが来ているわけではないんです(和歌山市でこども食堂を運営する新家貢さん)」
 新家さんによると、こども食堂は数年前に東京でスタート。

以来急速に全国に広まり、和歌山でも今年4月、新家さんによる「中之島こども食堂」がオープンしました。

現在は和歌山市内の中之島と鳴神、2か所で月2回の開催。毎回20〜50人ほどが集まり、食事を共にしているそうです。

「みんなでわいわい、ごはんを食べる場所を提供する。ユニバーサルデザインですよ。厳しい立場の子にとって良いものは、他の子にとっても良いものなんです(同)」
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Arikaina
2016/12号
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