海南保健所では不幸な猫を減らす活動の一貫として、猫を最後まで責任を持って飼育することを"宣誓"する、フォトフレーム風の宣誓書を無料で配布中。同保健所の独自企画で、海南・海草地域以外の方も入手できます。 正式な名前は「ねこ 終生適正飼養の宣誓書」二つ折りの厚紙で、開いた左側に写真を挟むスペース、右側に猫の名前を書くスペースがあり、飼い主として責任を果たす「宣誓」と、「捨て猫には絶対しません」「快適な環境を約束します」「屋内で飼います」など、飼い主の「6つのお約束」が書かれています。 立てて置いておくことができるよう、厚紙で作成されたとか。「最初は大事にしようという気持ちになっても、ついつい忘れてしまうもの。いつでもその気持ちを思い出せるよう、目に付くような形を考えました(宣誓書を考案した海南保健所の菱山徹さん)」 保健所によると、犬に比べ猫の殺処分は減りにくい傾向にあり、猫にターゲットを絞った企画を考案したとのこと。 宣誓書は海南保健所のほか、紀美野町・海南市内の動物病院やペットショップ、ホームセンターなどでも配布されています。昨年10月から開始し、既にかなりの枚数が配付されたとのことです。 県では来年からの条例改正で、いわゆる「地域猫」制度もスタート。こうした動きも合わせ、海南保健所では「猫の殺処分ゼロを目指したい(同)」としています。 Yahoo!地図で見る TEL.073・482・0600 前の記事 [3]有田川中流域の仏教文化
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