Arikaina 2017/1 「子ども歌舞伎」民俗芸能祭初登場
有田川町の「子ども歌舞伎」が初登場!県民俗芸能祭


 県内に伝わる様々な伝統芸能の実演が行われる、恒例の「民俗芸能祭」。今年は有田川町二川の「子ども歌舞伎」が初登場!二川地区では、子どもたちが練習に励んでいます。

 「子ども歌舞伎」は二川地区に伝わる農村歌舞伎「二川歌舞伎」を、地区内の城山西小学校で総合学習として取り入れているもの。平成元年から始まり、毎年10月に学校の体育館で歌舞伎の発表会を行っています。

演目は、二川歌舞伎の中で唯一伝わる「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」。発表会当日は学校周辺にのぼりも立ち並び、駐車場となるグラウンドは車で一杯に。

演技中には客席からのかけ声やおひねりもひっきりなしに飛び、山間の小さな集落が、この日ばかりは子どもたちの愛らしい演技に沸き立ちます。

 同小学校によると大人の演じる二川歌舞伎は以前に民俗芸能祭に出演したことがあるものの、子ども歌舞伎としては今回が初。学校では10月の発表会の後、5年生を中心にした配役に変え、芸能祭に向けて練習を重ねているとのことです。

しかし城山西小学校は現在、全校生徒8名。配役に人数が足らないため、祭当日は卒業生に応援をお願いする予定だとか。

芸能祭には有田・海南地区から他にも、海南市黒江に伝わる「つつてん踊り」が出演します。
※入場は無料ですが、整理券が必要です。整理券は県民文化会館、海南市物産観光センター(JR海南駅構内)、ALEC(有田川町地域交流センター)、有田川町清水行政局城山出張所ほかで配布中です。

日時=2月12日(日)12時半開場、13時開演
駐車場有(有料)
会場と問い合わせ=県民文化会館(JR和歌山駅からけやき大通りを西へ、和歌山城で左折し、お城南側の通り(三年坂通り)を西へすぐ、県庁向かい。JR和歌山駅からバス約10分)
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TEL.073・436・1331
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