男子も強豪の日本ですが、女子は2年に一度開かれる女子野球のワールドカップでただいま5連覇中。圧倒的な強さを見せています。 県内でもこの春、有田市に女子中高生を対象とした軟式の野球チームが新たに誕生。 田辺にも女子のクラブチームが発足と、女子野球が盛り上がりを見せています。 近畿で無かったの、和歌山だけ 3月5日、有田市で初めて開かれた新チームの練習会。 コーチの指導の下、朝からみっちりアップが行われ、1時間後に初めて水が入ると選手からは口々に「死ぬ…」の声が。 この日の練習には有田地域をはじめ、和歌山市・紀の川市などから12名の女子中・高校生が参加し、練習を行いました。 この中から希望者が新チームに参加し、8月・9月に開催される全国大会・近畿大会への出場を目指します。 「近畿大会でも、参加していなかったのは和歌山だけ。なんとかしたいと思っていました(新チームで監督を勤める玉木久登さん)」 玉木監督は有田市にある小学生女子の野球チーム「ガールズ有田」の監督でもあります。 せっかく野球やってても… 今までは、中学で硬式やソフトに 県内では小学生女子のチームは4チーム活動していますが、中学生より上の学年では休部チームが1つのみ。 そのため中学生になってからも野球を続たい女の子は「男子に混じってやったり、ソフトボールに行ったり(玉木さん)」 しかし、「中学生になると体力的に男子と差が出ますし、硬式の場合は、親としては怖いと思うのもあります(新チームの練習に参加していた女子の保護者)」 このため関係者の間では、中学生以降野球を続けたい女の子の受け皿作りが課題となっていました。 「硬式でやるところまでいかなくても、(軟式で)野球をしたい。そういう子が続けられる場がなかった(玉木さん)」 (1) (2)
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