議会質問でもとり上げられ、知事は今後10年以内での実現を目指したいと述べています。
同博物館のホームページによると、同館は昭和57年にオープン。「全国でも初めて、水族館を併設した自然博物館(*)」であり、多くの入館者を集める一方、 平成19年には同館の学芸員が湯浅町で県内初の恐竜化石を発掘、 近年では有田川町で発見された大型は虫類・モササウルスの化石発掘とクリーニングを行い、世界的にも貴重な全身骨格を収蔵するなど、学術的な成果も上げて来ました。 しかし開館から30年以上が経過し、建物が老朽化していることに加え「(海に面しているため)津波があると、貴重な収蔵品が水に浸かってしまう(県自然環境室)」ことなどから建て替えを目指すことに。 同室によると、今年度から移転先等の調査を始めるとのことです。 また水族館併設と言う現在の構造についても「現在の博物館が開館した当時は、学芸員も海の生き物に関する人材が多かったと聞いています。 しかし現在は陸の生き物や岩石など、他の分野の人材も揃って来ています。 和歌山は海だけでなく山の自然も豊富ですので、県内全体の自然が分かるような方向を検討していく必要があるかと思います(同)」と話しています。 県の仁坂知事も「予算をどう工面して、貯めていくかが課題」としながらも「(長期総合計画の期間である)10年間の期間中にと書いた訳ですから、実現するようにしたい」と答弁しています。 また場所については、「(博物館を)これまで大切に育ててくれた海南市の意向を尊重したい」としています。 前の記事 [3]二川温泉が休業
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