県立文書館が毎年発行している「古文書徹底解釈 紀州の歴史」最新刊となる第四集が3月末に発行され、県内の図書館等で無料で入手できるようになっています。 これは県立文書館で開催されている古文書講座の資料からまとめられたもので、第四集は全121ページというボリューム。 県内の古文書の解説/原本の写真/ 活字に起こしたもの/ 読み下し文/口語訳で構成され、古文書が読めない方でも、読み物として楽しめるようになっています。 第四集では江戸時代・弘化3年の「喧嘩・口論・盗賊・不奉公人控」ほかを解説。 瓦を落としたことへの詫び状/牛市開催の願い/大金の預かり証文など、当時の和歌山の人々の生活がしのばれるものとなっています。 なお第1集〜第3集は既に在庫が無くなっていますが、文書館のホームページからPDF形式のものを自由にダウンロードできるようになっています。 lib.wakayama-c.ed.jp ※トップページから「記念誌等」をクリックで配布ページへ。 問い合わせ=県立文書館 TEL.073・436・9540 前の記事 [3]世界の海を旅する
[2]記事一覧へ [0]トップページへ戻る |