「父に布団をかぶせてもらうと、すぐに爆風と火が来て飛ばされ、そこでうずくまっていた」 「1mもない所に火が噴いた焼夷弾が落ち、蓋ではねのけた」 「逃げる道筋で雨のように焼夷弾が落ちてきた。よけるため、軒伝いに逃げたので家の人が怒ってきた」 昭和20年7月9日、和歌山大空襲。 一夜にして和歌山市中心部を壊滅させたあの日の記憶を語り継ごうと、和歌山市立博物館では2年前から当時を知る人の体験談を集める活動を行っており、ホールで体験談をパネルにして公開しています。 体験談は顔写真と住所付きで1人1枚ずつパネルが作成され、約70名の体験談を展示。 パネルのほか焼夷弾やもんぺ、町の模型なども同時に展示されています。 ホール展示のため、こちらのみ鑑賞される場合は入館無料 駐車場有(1時間まで100円、以後30分ごと150円) 会場と問い合わせ=和歌山市立博物館(南海和歌山市駅から西へすぐ) Yahoo!地図で見る TEL.073・423・0003 前の記事 [3]「稲むらの火の館」大改造
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