新たに食料品・日用品の販売施設や飲食施設を設けるほか、駐車場も拡大される予定です。 これは3月議会で金野英子議員の質問に対する西岡町長の答弁で明らかになったもの。 町産業建設課によると、現在の「稲むらの火の館」の周辺を大規模に改造し、レストランの様な飲食施設と物販施設を新たに設置。 物販については館を訪れる人だけでなく、周辺に店舗が不足していることから、食料品や日用品など、周辺住民が普段の買い物ができる様な施設にするとしています。 また、駐車場も大幅に広くなる予定です。 施設の計画は固まっていないものの、今のところ2年後の完成目標。 周辺には民家も立ち並んでいますが、「(立ち退きも)お願いしていかないといけなくなるかと思います(同課)」とのことで、完成すれば、周辺の風景は大きく変わることになりそうです。 「稲むらの火の館」は'07年にオープン。 江戸時代の安政地震の際、稲むら(わらの束)に火を付けて津波から逃げる目印にしたとの広川町の故事にちなんで建てられたもので、津波のシミュレーション装置や津波の映像、クイズで知識を深めるコーナーや、 安政地震後の復興に尽力した同町出身の濱口梧陵(後の県議会議長・駅逓頭(郵政大臣))の功績を辿る展示などがあります。 一般の来場者のほか団体による研修などで多くの人が訪れており、特に'11年に東日本大震災が発生した際には来館者が大幅に増え、話題となりました。 前の記事 [3]大反響!デゴイチ乗車体験
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