クビアカツヤカミキリは中国や朝鮮半島・ベトナム等に生息するカミキリムシの一種で、名前の通り、首の様に見える胸部が赤いことが特徴です。 樹木の皮の間に卵を産み、幼虫はサクラやウメ、モモなどの樹木を内部から食い荒らします。 和歌山県の近くでも大阪府や徳島県で被害が報告されており、7月末、県内では初めてかつらぎ町で発見されました。 県果樹園芸課によると今のところミカンなど柑橘類の樹木への被害は確認されていないものの、中国の文献ではオリーブやクヌギ、カキなど、様々な樹木への被害が報告されているとのことです。 成虫が見られるのは6月〜8月中旬くらいまで。 卵は8日ほどで孵化し、幼虫が樹木を食べることで、樹木の下には大量のフラス(木くず)が溜まるようになります。 県果樹園芸課では「とにかく駆除することが重要」であるとし、「農地だけでなく、公園の桜などさまざまな場所で見られる可能性があります。 今の時期は成虫は見られませんが、フラスが溜まっている木があれば連絡してほしい」と話しています。 TEL.073・441・2905 前の記事 [3]二川子ども歌舞伎
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