11月2日に行われた社会人野球日本一を決める日本選手権に出場しましたが、惜しくも敗退。 悲願の1勝は、また持ち越されることになりました。 球友会は'96年、箕島高校野球部のOBらを中心に発足。選手は皆、働きながら練習を続けています。 社会人野球は球友会のように地域団体等が運営する「クラブチーム」と、企業が運営する「企業チーム」とに分かれており、基本的には企業チームの方が好待遇で、強豪チームはほぼ例外なく「企業チーム」。 球友会は今回で5度目の出場ですが、過去4回、全て企業チームの前に涙を飲んで来ました。 11月2日、迎えた1回戦・対明治安田生命戦。 会場となった京セラドーム大阪には相手企業の大応援団…に負けないくらいの有田・和歌山からの応援団(バス5台分)が三塁側スタンドを埋め、 この日のために10月から週2回練習して来たと言う応援団とチアガールが「メイヤス倒せー」と声援を送りました。 自分らが野球やってる間は、誰かが残って仕事してる それを考えれば変わってくるはず 球友会は初回1点を先制し幸先良いスタートを切ったものの、先発したエース寺岡が打ち込まれ3回を終わって1ー5。 その後2点を返したものの反撃及ばず、3ー5で無念の敗退となりました。 今回で5度目の出場、そして5度目の対企業チーム敗退となった球友会の西川忠宏監督は試合後、「具体的に大きな力の差は感じない、正直。紙一重」とした上で、 「企業チームに勝つため、どういう事が必要と考えているか」という本紙の問いに 「心技体で言えば、心の部分。うちは『野球も仕事も人一倍』。自分たちが野球をやっている間は、他の誰かが残って仕事している。それを考えれば、何か変わってくるはず」と話していました。 球友会は短いオフシーズンの後、来年2月頃から再びオープン戦を行う予定です。 前の記事 [3]最後?の二川こども歌舞伎
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