紀の川市〜有田川町にかけて72基もの風車を設置するという巨大計画に、特に中心地となる紀美野町では住民の懸念が広がり、各地で勉強会が開かれる等しています。 行政として、どう対応していくのか。寺本紀美野町長にお話を伺いました。
10月に発表された、風車設置地域の市長・町長による意見書。 紀の川市と有田川町は1ページ、海南市は2ページちょっとという分量の中、紀美野町は4ページに渡る意見書を提出し、景観への影響、健康被害や土砂災害への懸念などについて詳しく記載しました。 現在3期目の寺本光嘉(みつかず)町長(73)。 県職員、野上町助役を経て、平成18年に合併に伴う紀美野町長選挙に出馬し当選。現在のところ唯一の紀美野町長であり、在職は12年に及びます。 意見書の作成に当たっては、様々な部署の職員が調査に当たったそうです。 「紀美野町は、豊かな自然を活かしたまちづくりでやっています。 自然をそのままに活かしていこうというまちづくりの中で、景観を阻害するということはそれに反すること。 景観、電波障害、目に見えない健康被害、土砂崩れ、全て懸念です(寺本町長、以下カッコ内同じ)」 (1) (2) 前の記事 [3]広源寺が寺子屋開設
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