4月も3月に引き続き、県の審査会が開催されました。 一方、有田川町で開催された県の行政報告会では計画に対し懸念する声が。 知事は慎重に対応する姿勢を見せています。
4月27日に開催された県の審査会。 今回は現地視察となり、当日はJR海南駅で集合した後、海南市〜有田川町〜紀の川市を車で巡回。 風車の建設予定地周辺を周り、事業者側の参加者がどの地点に建てる予定なのかを説明しました。 同じ27日の夜、有田川町の金屋文化保健センターで開かれた県の行政報告会。 仁坂知事が県の政策について説明する中でこの風力発電所計画についても触れ、「海南から有田川から、これは一体何だ?と言う大きなのが和歌山にきているが、おっちょこちょいなことはしないのでご安心下さい。 何でも反対はよくないが、無茶苦茶はいかん」と話しました。 行政報告会では質疑応答の時間は持たれませんでしたが、会の終了後、地元住民が仁坂知事に直接、風力発電について心配している旨を伝えました。 知事は住民に対し「おっちょこちょいなことはしません」と繰り返していました。 知事と話していた住民は「騒音や低周波のことなど心配している」「とにかく情報が少ない。 まだ計画自体を知らない町民も多いのでは」等と話していました。 今回の風力発電所計画に対し、県による環境影響評価は現在第2段階の方法書段階。 今後、準備書・評価書と事業者側から図書の提出が行われ、その都度、審査会や説明会が開催される予定になっています。 前の記事 [3]有田海南道路 未だ21%
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