簡単にやめるわけにはいかない
人数はギリギリ、深刻な人手不足…
でも、地区の若い衆が奮闘中!「杉野原の御田舞」


写真=裸苗押
 「杉野原の御田舞」は、豊作を祈って稲作の模様をお堂の中で演じるもの。全国各地にそうした舞は伝えられているものの、ほとんどのものが稲作の一部分しか演じないのに対し、杉野原のものは一年を通した稲作の工程を演じるのが大きな特徴。昭和62年に国の重要無形民俗文化財に指定されており、特にフンドシ一丁の男たちが威勢よく声を上げながら肩を組んで回る「裸苗押(はだかなえおし)」と呼ばれる演技が有名です。

 舞台で舞を演じるのに必要なのは「裸苗押」に参加する男たちと、「舅(しゅうと)」「聟(むこ)」「田刈(たかり)」「太鼓」「相打(あいうち)太鼓」などの各役柄。

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Arikaina
2010/1号
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