Arikaina 2011/4 葦草バッサリ[1]
貴重な環境が犠牲に
有田振興局、遊歩道工事で重要湿地の葦(あし)をなぎ倒し

 有田振興局が有田川河口の遊歩道工事で、河口の葦(あし)を伐採し、整地していたことが分かりました。

整地された箇所は、珍しい生き物が多く発見され環境省が重要湿地に指定している地点で、

専門家は生態系への影響を懸念しています。


整地されてしまった重要湿地。
奥にわずかに残った葦も見えています。

 整地された箇所は、有田市立病院の前から200mほど海寄りの有田川河口。(Yahoo!地図で見る)

一面に広がる葦原やその周辺には、全国でも有数の数がいると言われる巻き貝「コゲツノブエ」をはじめ、

絶滅が危惧されている貴重な生物が多数生息しており、環境省が重要湿地に指定しています。

しかし今回の工事によってかなりの面積が車で整地されてしまい、そこに生えていた葦もなぎ倒されてしまいました。

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2011/4号
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