Arikaina 2011/4 避難ごくわずか…[1]
大津波警報でも、避難ごくわずか…
津波警報「3回に2回は空振り」 でも当たったら、その時は?

 3月11日、14時46分。東北のみならず、日本中に衝撃を与える大災害となった今回の大地震。

和歌山県にも大津波警報が発令されましたが、避難した人はごくわずか。

避難した人たちも、警報がまだ出ているにも関わらず、ほとんどの人は2時間ほどで帰宅してしまいました。

幸い和歌山県ではそれほど高い津波はなく大きな被害は出ませんでしたが、もし来ていたら、その時は?

有田・海南地方の避難状況
海南市 最大約200名が避難。
有田市 最大148名が避難。主に港、宮崎、辰ヶ浜地区。3/11 22:20に避難者ゼロ。
湯浅町 最大260名が避難。町内全域に避難勧告(3/13解除)。3/11夜遅くまでにはほぼ全員帰宅。
広川町 最大244名が避難。ほとんどが広地区。

 地震発生後、沿岸の自治体では避難勧告や避難指示が相次いで出されましたが、避難したのは、各市・町とも200名前後。

それでも「(昨年の)チリ地震の時に比べれば多かった(広川町の避難所の方)」所もあったものの、対象地域の人口からすれば人数はごくわずか。

避難した人たちも、警報がまだ出ているにもかかわらず、2時間ほどでほとんどの人が帰宅してしまいました。

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2011/4号
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