Arikaina 2012/12 土地開発公社解散へ[1]
結局、最後のツケは市民に
海南市の土地開発公社、解散へ 市、新たに27億円の借金

 海南市の土地開発公社が解散される見込みであることが分かりました。

借入金は平成23年末時点で、実に27億円。これは全て、海南市が借金して返済することになります。


北赤坂台に残る空き地

 これは6月の市議会で、川端進議員が質問して明らかになったものです。

市の答弁、さらに本紙の取材によれば、現在開発公社が保有しているのは

(1)JR海南駅前の駐車場、
(2)鰹田池周辺整備事業用地、
(3)北赤坂台の住宅地の3つ。

このうち北赤坂台の住宅地については既に家が建っていたり土地のみ売れている所もありますが、

まだ売れていない所に関しては「何とか解散までに全て売れるよう、営業活動しているところ(土地開発公社)」とのこと。

あとの2つは市が買い戻すことになりますが、

海南駅前の駐車場については市営駐車場として運営される可能性が高いものの「他の活用法も検討している(市企画財政課)」、

また鰹田池周辺整備事業用地については長年空き地のままで特に使われておらず、現在も活用の目処は立っていないとのことです。
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2012/12号
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