Arikaina 2013/1 ニホンオオカミ展示[1]
ニホンオオカミの剥製展示


 海南市の県立自然博物館では、新年の恒例となっているニホンオオカミの剥製(はくせい)の展示を行っています。1月31日(木)まで。

 1905年を最後に生存が確認されていないニホンオオカミ。

剥製・標本は日本国内で3体、世界でも6体しか現存しておらず、

県立自然博物館にある数々の収蔵物の中でも「最も貴重なもの(学芸員)」とか。

毎年、新春に同館で公開される慣わしとなっています。

 この剥製は奈良県で捕獲されたもので、

当初からオオカミと見られていましたが確証はなく、1980年に標本を一度ばらし、再度作り直した際にニホンオオカミと確認されたものです。
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Arikaina
2013/1号
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