Arikaina 2014/5 大野城・広城展示[1]
かつて海南・広川が紀伊の中心だった
大野城・広城を特集展示 きのくにの城と館


 県立博物館では、和歌山の中世の城の特別展を開催中。中でも海南市の大野城、広川町の広城が大きく取り上げられています。

 大野城は海南〜下津に至る藤白山中、現在の大野中にあった山城。

室町時代、紀伊の守護職(今で言う県知事)となった山名義理(よしまさ)がこの城に入ったことで、海南が紀伊の中心地となりました。

義理の下で大野は大変栄えたと伝えられ、今も大野では義理にまつわる伝承が数多く残っているとか。

「なかなかいい政治をしていたことが偲ばれます(県立博物館の坂本学芸員)」
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Arikaina
2014/5号
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