遊ぶ際に注意してほしいこと 訪れる人が増えれば、問題も起こるのは観光地の常。 「生石山の大草原を守る会」のメンバーは、今も朝のゴミ拾いを継続して行っています。 「一時期に比べればこれでも減ったんですが、それでもまだかなりあります」 芝そりに使われるダンボールや、タバコの吸い殻が落ちてることもあるとか。 「ダンボールも、山の家に借りに来る人もいるんです。終わったら返して下さいと言ってあるんですが、そのままにしていく人もいます」 また、ススキ原の中へ入っていく人がいるのもNPOの人たちからすれば悩みのタネです。 ススキ原の中にはススキの生えていない、人が通るための道が用意されていますが、 「たとえばラジコンが落ちると、それを拾うためにススキ原の中に入っていく人がいるわけです。 ススキ原へ入ると踏んだところが溝になり、そこからススキが倒れていってしまう。 一見頑丈そうに見えて、ススキは意外にデリケートなところもあるんです」 「生石山の大自然を〜」NPO法人が結成されて10年余り。 自然の中で遊ぶ際のマナー向上を訴えるのはもちろん、何といっても一番の活動目的は法人名の通り "自然を守る"こと。 高原のあちこちには、「とるのは写真だけ」の看板が立てられています。 「自然を汚さないためには、人が多すぎても困る。でも観光地としては、たくさんの人に来てほしい。法人内でも、いろんな意見があるのは事実です。どんな目的であれ、来られる方にはマナーを守って楽しんでいただきたいですね」 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12)
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