Arikaina 2014/9 復旧工事費はほぼ全額が国へ[1]
何度水没しようが、市の財政には影響しない?
またしても水没した「ふるさとの川総合公園」 復旧工事費はほぼ全額を国が負担

 大きな台風の度に水没し、その度に莫大な費用をかけて修復工事を行っている、有田市の「ふるさとの川総合公園」。

8月の台風11号でも大きな被害を受け、またしても復旧のため工事が行われる見通しです。

同公園では、3月に昨年の台風による修復工事が終わったばかり。わずか半年足らずで、再度工事を行うことになります。

抜本的な対策が行われない背景には、国が復旧事業費のほとんどを負担し、公園を管理する有田市はごくわずかの費用しか負担しないという背景も影響していそうです。

水没から1か月、9月初めのふるさとの川総合公園。再開した部分もあるものの、荒れた状態の所も残っています。

 ふるさとの川総合公園は、有田市の宮原町・有田中央大橋をすぐ側にのぞむ有田川沿いにある公園。
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堤防より内側にあり、かつ堤防よりもかなり低いという構造のため、過去にも台風や大雨の度に水没し、その度に修復工事が行われ、また水没しては修復工事ーー

ということを何度も繰り返して来ました。

特にここ数年は、3年前には台風12号によって、昨年9月にも台風により大きな被害を受け、

3年前は1億1千万円、昨年は1億1200万円をかけてそれぞれ修復。

昨年の被害は今年3月に工事が終わったばかりでしたが、8月の台風で、またしても修復工事を余儀なくされることになってしまいました。
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2014/9号
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