Arikaina 2014/11 有間皇子まつり
有間皇子まつり
 飛鳥時代。天皇の子として産まれながら、政争に巻き込まれわずか19歳でこの世を去った有馬皇子(ありまのみこ)。

「磐代の 浜松が枝を 引き結び 真幸くあらば また還り見む」など万葉集に収録された歌で知られる歌人でもあります。

皇子が処刑されたとされる海南市藤白坂にある藤白神社では、悲劇の皇子と呼ばれる有間皇子をしのび、毎年「有間皇子まつり」が開かれています。

当日は慰霊祭のあとで、皇子のものをはじめとする万葉時代の和歌の朗誦会、

また、海南市内の地域伝統の踊り(塩津のいな踊り、黒江のつつてん踊り、亀の川の念仏踊り)を、子供たちをはじめ、それぞれの地域の人たちが披露します。

中でも「亀の川の念仏踊り」は、しばらく途絶えていたものを去年復活させたもので、

南北朝時代・楠木正成の息子、楠木正行配下の武将が落ち延び、正行ら亡くなった武将たちの慰霊のためにこの地ではじめたと伝えられています。

ほか、ハーブティーの接待コーナーも。
日時=11月16日(日)13時〜
会場=藤白神社(海南インターからすぐ)
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問い合わせ=東さん
TEL.090・9704・7786
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2014/11号
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