Arikaina 2015/6 日方の土砂崩れ 避難所に影響か[1]
1年経ってようやく
日方の土砂崩れ 8月工事完了見込 海南市の避難所計画にも影響か

 昨年8月の台風により大きな土砂崩れを起こした、海南市日方の池崎山。それから10か月、ようやく8月にも対策工事が終了する見込みになってきました。しかし土砂崩れにより、海南市が池崎山に整備予定の津波避難所にも影響が出て来ています。

 土砂崩れにより、直下では民家の敷地内にまで岩が転がり込んで来る事態になっていました。県の海南工事事務所では災害後、山と民家の間に鉄骨による柵を設け、山頂から崩れた法面を補強する工事を開始。5月下旬現在、山頂〜山腹まではコンクリートにより格子状に固められ、今後は山腹〜麓までを別の方法で固めるとのことです。

「山頂からは土砂が崩れた後でしたのでコンクリートで固めましたが、麓付近はある程度土砂も一緒にして受圧板で固めます。その方が安定するんです(海南工事事務所)」同事務所によると工事完了は8月を予定していますが、避難されている方は「もう少し早く戻っていただけるのでは(同)」とのことで、台風から1年、ようやく避難住民も元の生活に戻ることができそうです。
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Arikaina
2015/6号
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