土砂崩れにより、直下では民家の敷地内にまで岩が転がり込んで来る事態になっていました。県の海南工事事務所では災害後、山と民家の間に鉄骨による柵を設け、山頂から崩れた法面を補強する工事を開始。5月下旬現在、山頂〜山腹まではコンクリートにより格子状に固められ、今後は山腹〜麓までを別の方法で固めるとのことです。 「山頂からは土砂が崩れた後でしたのでコンクリートで固めましたが、麓付近はある程度土砂も一緒にして受圧板で固めます。その方が安定するんです(海南工事事務所)」同事務所によると工事完了は8月を予定していますが、避難されている方は「もう少し早く戻っていただけるのでは(同)」とのことで、台風から1年、ようやく避難住民も元の生活に戻ることができそうです。 (1) (2) 前の記事 [3]土砂災害訓練、和歌山県は低調
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