その昔、狂言は能舞台で演じるのが当たり前だったころ。京の狂言一家・茂山家の二世千作は、地蔵盆や結婚式など、どんなところにでも出向き、どんな階層の人にも笑いを届けて来ました。いつしか狂言仲間からは「茂山家の狂言はお豆腐や(低級や、ほどの意)」と陰口を叩かれるように。 しかし千作は「お豆腐で結構。お豆腐は高級な味にも、庶民の味にもなる。どんなところでもおいしいお豆腐になり、誰にでも喜んでいただける狂言を演じればよい」それ以来、"お豆腐狂言"を家訓に、今も京都を中心に公演活動を続ける茂山家が、田辺市合併10周年記念として紀南文化会館に登場!伝統芸能でありながら、誰にでも笑いをとどける舞台を披露します。 (1) (2) (3) 前の記事 [3]日方の土砂崩れ 避難所に影響か
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