Arikaina 2015/7 伝統芸能を子供たちに指導[1]
ちびっこ踊り手が後継者不足を救う!?
夏のラジオ体操の後で伝統芸能を子供たちに指導

 夏休みの風物詩・朝のラジオ体操。海南市の南野上公民館では昨年から、朝のラジオ体操の後で、海南市内の伝統芸能の踊りを子供たちに指導しています。これは昨年発足した「かいなん無形民俗文化の会」によるもので、会では「伝統芸能はどこも後継者不足。将来は地区同士でお互いに踊り合う形を目指したい」と話しています。

 「かいなん無形民俗文化の会」は、「亀の川念仏踊り」の伝わる南野上地区/「いな踊り」の伝わる塩津地区/「つつてん踊り」の伝わる黒江地区の、各踊りの保存会で結成。人口減少&少子高齢化によりどこの保存会も後継者不足に悩む中、お互いに協力することで解決策を見いだしていこう、というもの。

南野上公民館での指導は昨年に引き続き行われるもので、朝のラジオ体操のあと、各地区の保存会の人たちが地域の子供たちにそれぞれの踊りを指導。昨年は子供たちだけでなく時には大人も一緒になり、お互いの踊りを練習したそうです。「すぐには難しいと思いますが、将来的にはいろんな踊りを踊れるようになって、人手不足を補うような形を目指して行きたいと思っています(亀の川念仏踊りを指導する東さん)」南野上地区だけでなく、他地区からの参加も歓迎するとのことです。
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2015/7号
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