これにより国の補助を受けやすくなることから、海南市では「必要に応じて(補助の申請を)検討していく」と話しています。
「紀伊路」は熊野古道の中でも世界遺産に指定されているのとは別のルート、海南から海岸沿いに南へ下って熊野を目指すルートの一部。 海南市の藤白神社がその出発点とされ、古代には天皇や上皇が熊野を目指す際に藤白で宿を取り、人の世界から神の棲む地(熊野)への入口とされていました。 「紀伊路」の史跡指定は6月に文化審議会から答申され、後は大臣の指定待ちになっていました。 しかし6月末までだった国会が大幅に会期延長したこともあり、実際の指定は10月に。10月7日、国の決定事項を公表する「官報」上で、大臣による指定が発表され、正式に国の史跡となりました。 藤白神社によるとこの指定を受け、来年度はいろんな計画が予定されているとのこと。 海南市の教育委員会でも、「まだ具体的にはなっていませんが、指定を記念した企画を検討していきたい」と話しています。 (1) (2) 前の記事 [3]カースクール湯浅が破産
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