ふんどし一丁の男たちが輪になって肩車を組み「ソレ!テンヤト!テンヤト!」 真冬の、それも山間部の寺で汗と熱気で辺りをほのかに白く煙らせながら、かけ声かけて足踏みと共に回る、回る。 勇壮な「裸苗押し」と呼ばれる踊りで知られる、有田川町(旧清水町)・杉野原地区の豊作を祈る行事「御田(おんだ)舞」。 古くからの豊作祈願の姿をよく残しているとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 「御田舞」の開催は2年に一度。多くの伝統芸能と同様に後継者不足には悩まされているものの、杉野原だけでなく周辺の地区からも助っ人役者さんがかけつけ、練習を重ねて本番に挑みます。 会場=雨錫寺(有田インターから480号線を清水〜高野山方面へ、約80分。しみず温泉からは約20分) Yahoo!地図で見る 問い合わせ=有田川町教育委員会 TEL.0737・52・2111(代) 前の記事 [3]子どもたちのSOS
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