Arikaina 2016/7 高齢者は認知症で免許停止へ[1]
「車なけら困ら」では通用せんよになる?
増え続ける高齢者の事故 75歳以上は認知症で免許停止へ

急速に進む高齢化に伴い、増加する一方の高齢者が関わる交通事故。

しかし不安は抱えていても、生活のことを考えると免許が手放せない…そんな高齢者の方も多いのでは。

しかし道交法の改正が決まり、認知症と診断された場合は免許が停止、もしくは取り消されることになりました。

和歌山に限らず、車社会化が進む日本の地方。

警察も運転免許の自主返納を促進していますが、免許を失った方へのケアは進んでいるのでしょうか?

認知症の人もハンドルを握っている?

 昨年1月時点で、県内の高齢者(65歳以上)の人口は全体の29・5%(注1)。

にも関わらず、県内での高齢者(65歳以上)の事故は、平成23年には全事故の31%でしたが、昨年は36%にまで増加(注2)。

交通事故による死者の割合では、実に全死者数の7割が高齢者という結果になっています(注3)。

 現在、75歳以上の方は運転免許更新時に認知機能の検査が義務づけられています。

しかし、仮にその検査で認知機能の低下が認められると判定されても、免許の更新は可能。

認知症の方も、運転できる可能性がある状態になっています。

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Arikaina
2016/7号
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