Arikaina 2018/7 激しい猛暑[1]
8月後半〜再び暑さのピークに
激しい猛暑…各地にさまざまな影響

 「猛暑」「酷暑」「命にかかわる暑さ」…呼び方も次々と厳しさを増している今年の暑さ。各所でさまざまな影響が出ています。

電力需要ひっ迫
計画停電「何とも言えない」


 関西電力(株)によると例年と比較しての集計は出ていないものの、今夏の電力需要は「かなり上がっている」とのこと。

7月18日には「高気温により想定以上に需要が増加(*1)」したため、中部電力などほかの電力会社5社から電力の供給を受けています。

 気象情報会社の(株)ウェザーニュースのホームページによると、猛暑は8月下旬から再びピークを迎える見通し(*2)。

厳しい暑さが続けばさらに需要もひっ迫することが予想されますが、計画停電などの供給制限については

「今のところはそこまでではないが、何とも言えない。需要を確保できるようにはしている(同社)」とのことです。

野菜さらに値上がりか
みかんはおいしくなる?


 暑さが影響すること必至の農業。すでに値上がりをはじめている野菜は

「結構値上がりしていますが、暑さが長期間になれば余計値上がりします。有田では、それほど生産量はありませんが…(JAありだ)」

和歌山を代表する作物・みかんについても「乾燥し過ぎると最悪木が枯れてしまうので、定期的に雨が降りませんと。降り過ぎても良くないんですが(同)」

しかし味については、夏場に乾燥する方がむしろおいしくなるとか。

「みかんは多分、おいしくなると思いますよ。ただし雨は必要です(同)」

今年は収穫量が多くなるいわゆる表年でもあり、猛暑でも極端に収穫量が少なくなることは無いだろうとのことです。
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2018/8号
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