Arikaina 2019/2 金屋に訪問看護サテライト
お医者さんの少ない地域にも出張 有田市立病院が金屋に訪問看護サテライトを新設
 有田市立病院では昨年から、有田川町金屋にある文化保健センターにサテライト(出張所)を開設しています。

これは「どこのステーションも行けないという場合、公的ステーションであるうちでやろうと(同病院)」とのことから開始したもの。

訪問看護師が常駐し、清水や生石方面など、医療機関が少ない地域にも訪問できる体勢を整えています。

 同病院によると、「自宅で生活しているが不安がある」「最後は家で迎えたい」といった個人からの依頼のほか、「入院していたが、家に戻るので見てほしい」といった病院からの依頼も多いそうです。

 厚労省の調査によると、近くに医師がいない、いわゆる「無為地区」は全国的には減少しているものの、和歌山県内では'09年には15地区だったのが'14年には20地区にまで増加。

全国で最も高い増加率となっており、有田・海南地方でも、有田川町や広川町の一部が無医地区とされています。

参考=厚生労働省・無医地区等調査
www.mhlw.go.jp/toukei/
list/76-16a.html)

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2019/2号
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