Arikaina 2019/2 「道の駅」内容非公表
内容で選ぶのに中身は非公表
海南市の「道の駅」整備基本計画 委託業者決まるも…内容は公表されず

 海南市下津町・小南地区に市が計画している「道の駅」。

整備基本計画を策定する業者が公募により選ばれたものの、採択されたものを含め内容は非公表。

市も重点プロジェクトと位置付ける事業ですが、基本計画の中身は市民に知らされないままに進行しています。

道の駅建設が予定されているデイリーヤマザキ下津町小南店付近

 道の駅が計画されているのは、海南市下津町の国道42号線、デイリーヤマザキ下津町小南付近。

昨年10月に整備基本計画策定業務が公募され、東京の三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)に委託されることが決まりました。

しかし同社が提案した内容は完全に非公開のまま。

公募には他1社も公募していましたが、応募した会社も、その提案の内容も非公開のままです。

 公募は「プロポーザル方式」という方式で行われ、価格だけではなく、提案の中身によって選定される方式で行われました。

選定に当たったのは、海南市役所の職員。

市産業振興課によると、提案内容に対して項目ごとに採点された点数は公表できるものの、提案内容については非公開とのことです。

 今回選定された業者の委託期間は3月まで。

市によると、6月末には基本構想をまとめるとしています(*1)。

(*1)海南市議会 平成30年6月定例会
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有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2019/2号
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