何らかの理由で学べなかった人や日本語が不自由な社会人の方を対象としたもので、好きな曜日や時間を選んで勉強することができます。 県教育委員会によると、主に対象となるのは不登校など学校で勉強していなかったにも関わらず卒業はしている「形式卒業者」と呼ばれる方や、外国出身で日本語をほとんど話せない方など。 学校ではないので卒業資格は得られませんが、週に何日・何時間授業を受けるかや、いつまで勉強するかもまったく自由。自分のペースにあわせて学ぶことができます。 授業料も無料です(教材費などは別途必要です)。退職した元教員の方や、日本語講師の資格をもつ方が指導にあたるとのことです。 文科省「少なくとも1校は夜間中学を」 県、今のところ予定なし 同教委によると、現在県内には和歌山市内にボランティアの方による夜間学校が1校あるものの、夜間中学はありません。 今回の「学びの教室」はあくまで学校ではなく、今のところ、新たに夜間中学を設置する予定もないとのことです。 文部科学省では少なくとも各都道府県に1校は夜間中学を設置するよう呼びかけており、6月現在、近畿地方で夜間中学がないのは和歌山県と滋賀県のみになっています。 ※参加したい方は、開催される下記の各校まで電話、もしくは直接学校でご相談ください。対象は15歳以上の社会人で、学び直しがしたい方や、日本語が不自由で困っている方。きくのに青雲・南紀両校とも、9月1日(日)から授業が開始されます。 ※授業は週4〜5日、夕方〜夜間にかけ、1日3〜4コマもうけられています。学校によっては日曜日も授業があります。 ※申し込み受付は(月)・(水)・(木)の9時〜16時45分。お盆期間(8月12・14・15日)や祝日はお休みです。 ▼有田・海南付近の開催校 ▽きのくに青雲高等学校 (和歌山市吹上五丁目6ー8) Yahoo!地図で見る TEL.073・499・4532 ▽南紀高等学校 (田辺市学園1ー88) Yahoo!地図で見る TEL.0739・34・6003 前の記事 [3]山椒に海外から働き手
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