Arikaina 2019/7 源義経主従供養塔
源義経と、藤白の鈴木兄弟の供養塔が屋根つきに 7月24日に開眼法要


 「日限の地蔵さん」でおなじみの海南市・日限地蔵尊では、境内に古くから伝わる「義経主従供養塔」の位置を移し、あらたに石づくりの屋根を設けました。7月には開眼法要が行われます。

 供養塔は源義経とその家来であった鈴木三郎重家・亀井六郎重清の兄弟のもので、兄弟の塔は鎌倉時代に作られたものとみられています。

古くから日限地蔵尊の境内に置かれていましたが、周囲の木が繁ってよく見えなくなっており、今年になって、住職の角豊光さんが境内の広い場所に移転。6月には石材屋さんの協力により、石づくりの壁と屋根が完成しました。

 鈴木兄弟は日限地蔵尊にほど近い藤白鈴木家の出身で、源義経が熊野へ向かう際に藤白で交流を持ち、家臣として仕えるようになったといわれています。

兄弟は義経に従って各地の合戦を転戦し、最後は義経が自害した衣川の戦いで、ともに自害して果てたと伝えられています。
※開眼法要当日は、日限地蔵尊の万灯会が開催されています。当日は無料駐車場が用意されますが、周辺混雑が予想されます。あらかじめご了承ください。

日時=7月24日(水)16時〜
入場無料
会場と問い合わせ=日限地蔵尊(海南市鳥居284・海南駅から高架沿いに南下、突き当たりで左折(高架と反対側へ)し真っ直ぐ。海南インターから車5分)
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TEL.073・482・0243
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