9月にあらぎ島で予定されていたイベントも中止を余儀なくされ、復旧は来年〜再来年になる見込みです。
「あらぎ島」は江戸時代に地元の大庄屋・笠松左太夫によって開発された棚田で、扇形に広がる優美な形で知られています。 '99年には日本の棚田百選に県内から唯一選出され、'13年には国の重要文化的景観に指定されています。 「あらぎ島」の北側にある県道からは棚田の全景をのぞむことができ、歩道が整備されています。 しかし8月15日の台風10号により、歩道下の石垣が崩落。 県道は片側通行、歩道は通行止めになってしまいました。 近くにある展望台には入れるものの、あらぎ島を正面からのぞめるのは歩道からとなっています。 「歩道のところからが一番見張らしがいいのですが…(有田川町産業振興室)」 通行止めにより、9月に予定されていたキャンドルライトイルミネーションは中止を余儀なくされました。 これから稲穂が色づき見ごろを迎える棚田ですが、「(復旧は)今年のシーズンは、もう無理ではないでしょうか(同)」 復旧は来年〜再来年に 復旧工事を担当する二川ダム管理事務所によると、歩道下をコンクリートで固める工事になる見込みで、 復旧は早くて来年8月、遅ければ再来年になる見通しとのことです。 前の記事 [3]湯浅町、給食費無償化を検討
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