休校になった小学校を活用するもので、積み木には清水産のヒノキを使用。 仕上げ作業は就労支援として、障がい者作業所に発注しています。
「積み木の部屋」がオープンするのは、4年前に休校になった旧清水町地区の粟生(あお)小学校。 企画したのは地元出身で、小学校の卒業者でもある揚戸(あげと)菜穂子さんです。 以前から障がい者作業所に、清水のヒノキを使って積み木をつくる作業を発注されていました。 「わずかでも報酬を得て、自分で稼いだお金でものを買っていただく。そのよろこびを感じてほしいんです(揚戸さん)」 できあがった積み木は大阪で育児サークル向けにレンタルしており、大変好評とのことです。 今年6月、揚戸さんは一般社団法人を設立し、地元で「積み木の部屋」をはじめることにしました。 会場は小学校の職員室を使用し、机やイスも用意するものの、基本的にはフロアーで遊べる構成に。 積み木のほか子ども向けの絵本や木製の部屋などを用意し、「積み木で遊ぶだけでなく、木にふれあいながら楽しむ『木育(もくいく)』の場にしたい」という揚戸さん。 初回は10月27日(日)を予定しており、当日はイベントも計画されているとのことです。 Yahoo!地図で見る 駐車場有 ※旧粟生小学校では、地元の「粟生いきいき寄合会」によるカフェも月に一度開催されています。 今月号の別記事もご参照ください。
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