一方で、さまざまな対策のこころみもはじまっています。 「和歌山で感染者」のデマ 警察では詐欺への注意よびかけ 1月末、SNSで「和歌山で新型コロナウイルスの感染者が出た」との投稿が出回りました。 発生場所も紀北・紀南の地名が出ていましたが、2月1日、県ではこれらをすべて「デマ」として明確に否定。 「もし感染者が確認された場合は各地の保健所に連絡が行くようになっており、情報が入った場合は県で公表します(県健康推進課)」 2月4日には県警が、新型コロナウイルスに便乗した詐欺への注意をメールで呼びかけました。 「還付金などの詐欺では、市役所の職員を語って電話してお金を振り込ませたり、『のちほど職員がうかがいます』などと言って現金を受けとる、といった手口が多い。 今のところは(便乗詐欺の)報告はありませんが、(あらかじめ)詐欺への注意を呼びかけました(県生活安全企画課)」 カゼやインフルエンザと同様の対策を ウイルスに対する予防として、厚労省では現時点では「過剰に心配することはない」とし、カゼやインフルエンザと同様の、以下のような対策を呼びかけています。 ▽手洗い・うがいの励行 ▽アルコール消毒 ▽咳エチケット(マスクをつける、マスクがなければ咳をする時にハンカチや腕で口をふさぐ) マスクがない… しかしそうは言っても、マスクはどこにいっても品切れ状態が続いています。 「(1月末くらいに)売り切れてしまってから、注文してもいつ入荷するか返事をいただけない状態です(有田市内の薬局)」 「入荷する日もありますが、いつ入荷するかはこちらでも分かりません。入荷した場合はお一人様1個限定で販売していますが、すぐ売り切れています(海南市内の100円ショップ)」 まもなく花粉症シーズンもはじまり、マスク需要はさらに逼迫することになりそうです。 ないなら作る!医師に無料相談!さまざまな対策も
マスクがなかなか買えない中、注目度が上がっているのが手作りマスク。 アクセサリーやポーチなど、さまざまな手作り作品の型紙を公開しているサイト「無料型紙工房ことろ」では今回の事態を受け、「立体布マスク」の型紙を再配布OKに。 印刷したものなら、無料で配布することができます。 同サイトによると、布・ゴムひもを材料に、ミシンなしでも製作可能。 型紙は大人サイズと子供サイズの2つが用意されており、作者のことろさんはページの中で「超初心者さんでも、マスクを手縫いで作る方法をゼロからやさしく説明します」とコメントされています。 ▽型紙サイト=「無料型紙工房ことろ」トップページ(cotoro.net)から、「超初心者向け 手縫いでの立体布マスク」をクリック。 もしくは「ブログ内検索」で『 超初心者さんのための「立体布マスク」』で検索 また、企業向けの健康相談サービスを手がける(株)メンタルヘルステクノロジーズでは、同社のオンラインサービス「ELPIS-ケアーズLite」を期間限定で一般に開放。 ホームページから、新型コロナウイルスに関して医師に無料で相談できます。 相談期間は2月28日(金)までとなっていますが、同社では「状況によっては、延長することもあるかもしれません」と話しています。 ▽無料相談ページ=「ケアーズLite」トップページ(cares-lite.elpis.life) から、「具体的な相談内容はこちら」→「コロナウィルスについて」 ▽「新型コロナウイルス」相談窓口 海南保健所 TEL.073-482-0600 湯浅保健所 TEL.0737-64-1291 県庁健康推進課(日本語を話せない方にも対応しています) TEL.073-441-2643 厚生労働省 TEL.0120-565653 ※記事の内容は2月4日時点でのものです。 参考= 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」 www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html 厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A」 www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html 新型コロナウイルス感染症について | 和歌山県 www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/041200/d00203179.html 和歌山県危機管理局ツイッター「防災わかやま」 twitter.com/bousaiwakayama 和歌山県警「きしゅう君の防犯メール」'20/2/4
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