しかし重症者に必要となる設備は、近畿でももっとも少なくなっています。 4月、県は感染症用の病床を従来の45床から120床に増やすと発表。 感染症指定病院だけでなく、軽症患者用に一般病院の病床も確保するとしています。 ただし具体的にどこの病院に確保されるかはまだ固まっておらず、「いずれ公表するかもしれませんが、今のところは予定ありません(県健康推進課)」とのことです。 さらに患者が増えた時には民間の宿泊施設を利用するとしており、同課によると、すでに宿泊施設側と話を進めているとのことです。 PCR検査についても県内の病院で検査できるようにし、検査施設数を拡大。 ただしこちらもどこの病院かは非公表です。 また検体採取をより迅速に行えるよう、ドライブスルーならぬウォークスルー検査も導入されます。 しかし重症患者に必要な人工呼吸器や人工肺(エクモ)は、県医務課によると県内にはそれぞれ280台と10台。 (一社)日本呼吸療法医学会と(公社)日本臨床工学技士会が2月にまとめた調査によると、どちらも近畿ではもっとも少ない数に留まっています。 ※記事の内容は4月5日時点のものです。 参考=人工呼吸器および ECMO 装置の取扱台数等に関する緊急調査 https://www.jaam.jp/info/2020/files/info-20200306.pdf 前の記事 [3]10万円支給、各市・町の対応
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