Arikaina 2020/5 献血がふたたびピンチに
献血がふたたびピンチに 400ml、成分献血を呼びかけ
 新型コロナウイルスの影響で、献血をする人ががふたたび減少傾向になっています。

県赤十字血液センターでは3月にも献血が減少していることを訴え、各種報道機関がそれを報道。

これにより一旦は献血量が回復したものの、4月に入ると再度減少しているとのことです。

 特に不足しているのが、400
ml(ミリリットル)献血と成分献血。

200mlの献血は十分な量を確保できているものの、大量に輸血する場合は、できるだけ違う人の血液を混ぜない方がいいとのことです。

「たとえば悪性腫瘍の患者さんなど、1回の輸血で800mlを使うこともあります。

400mlなら2人分を混ぜるだけですみますが、200mlですと4人分を混ぜる必要があります。

混ぜる人数が増えるにつれ、患者さんにかかる負担も増えるんです(同センター)」

 同センターによると、現状では献血バスでは400mlをお願いしているとのこと。

成分献血はかつでは献血バスでも実施していたものの、現在はJR和歌山駅前の献血ルームでのみ受け付けています。
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