新型コロナウイルスの影響が長引くにつれ、長年続く伝統行事や祭りも中止になるものが増えています。 有田市・得生寺では、毎年5月14日に開かれる「中将姫会式(ちゅうじょうひめえしき)」が中止に。 天平時代に都から有田に逃れてきた姫が極楽に昇る様子を再現したと言われるもので、付近の子どもたちが姫を案内したとされる二十五菩薩に扮し、きらびやかなお渡りが行われています。 県の無形文化財にも指定されており、得生寺によると中止になるのは「戦争中以来のことでは」とのことです。 ほか、夏の定番である花火大会も続々中止に。 湯浅町では例年約2000発を打ち上げている「湯浅まつり花火大会」、有田川町では約1000発を打ち上げている「金屋納涼おしゃるきまつり」がそれぞれ中止が決定しています。 有田市の「紀文まつり」は「5月中旬には、開催するかどうか発表する予定です(同市産業振興課)」。 また花火はありませんが、例年多くの人出でにぎわう海南市の「ふるさと海南まつり」も、中止も視野に検討中とのことです。 ※記事の内容は5月初旬時点でのものです。 前の記事 [3]紀美野町、5か年計画で研修
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