Arikaina 2020/6 白馬中に南陵高校
休校の白馬中学校 和歌山南陵高校が通信制で使用へ

白馬中学校

 2年前に休校になった有田川町の白馬中学校の施設を、和歌山南陵高校が通信制課程で活用する予定であることが分かりました。

有田川町では「少しでも地域のにぎわいになれば」と話しています。

 和歌山南陵高校は日高川町にある高校で、全日制のほか通信制課程も併設されています。

同校によると通信制課程は全国から学生をつのっており、現在は14名の生徒が在籍。

通信制ですが年に2回はスクーリングとして、一定期間、校舎に通学する制度を設けています。

白馬中学校は、このスクーリングで活用される予定とのことです。

 有田川町では3月議会で、白馬中学校を無償で貸与することを議決。

同町の教育委員会によると、貸与期間は10年を予定しているとのことです。

「学校がなくなってからそのままですし、少しでも有効利用できないかと(同委員会)」。

当初は4月から貸与を開始する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で遅れており、いつからになるかはまだ未定とのこと。

和歌山南陵高校では、来年度からスクーリングで使用する予定としています。

 白馬中学校は有田川町の山間部、緑ふかい旧清水町内に所在。

今も残っている同校のホームページによると、昭和52年の創立から2年前の休校まで、41年間で983人の卒業生を送り出しています。
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