Arikaina 2020/7 3年連続でボラ大量死
有田市の背戸川 3年連続で数千匹のボラが大量死

JR箕島駅北側付近の背尾川

 有田市のJR箕島駅北側を流れる背戸川(せとがわ)で、6月、数千匹のボラが死んでいるのが発見されました。

背戸川では3年連続で、6月にボラの大量死が確認されています。

 県の発表によると、大量死が確認されたのは6月16日。

背戸川の約1kmの範囲でボラの稚魚4〜5千匹が死んでいるのが見つかったとのことです。

背戸川では昨年は6月23日・一昨年は6月15日に、同じようにボラの大量死が発生。

昨年は約2千匹、一昨年は5千匹以上の大量死が確認されています。

原因は不明のまま
県、くわしい調査は行わず


 毎年同じ時期に大量死が続いているにもかかわらず、原因ははっきりしていません。

県の環境管理課では「水温が上がるなど時期的なものや、稚魚が上がってくる時期で、酸欠という可能性は考えられる」と話していますが、

「簡易な水質検査では異常はなく、(大量死していた地点で)生魚も確認している」とし、今のところくわしい調査の予定は無いとのことです。
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2020/7号
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