春には事業を行う優先権者が決まる予定ですが、県のIR推進室によると、そのプロセスはすべて非公開。 応募者の提案内容も、その内容を審査する委員会も、すべて非公開のまま進められることになっています。 県がIRカジノ事業者の応募を締め切ったのは1月15日。 マカオでカジノ関連事業をいとなむサンシティと、カナダの投資会社・クレアベストの2者が書類を提出しました。 しかし県のIR推進室によると、2者がどのような内容の提案を行ったかは完全非公開。 今後は大学教授や公認会計士らからなる「事業者選定委員会」で2者の提出した書類が審査されることになりますが、その会議の内容はおろか、委員会がいつ開かれるかも「非公開です(県のIR推進室)」。 県では今年春ごろ、委員会の意見をもとにサンシティかクレアベストのいずれかをIRカジノを実施する事業者として選定します。 同推進室では事業者の決定後に選定理由などを説明する中で、各事業者の提案内容を部分的に説明するとしています。 投資額数千億円が見込まれる大型事業であり、注目を集めるマリーナシティのIRカジノ。 和歌山市・海南市を中心に、地元では反対運動も起こっています。 しかしその施設がどのようなものになるのか県民が知ることができるのは、すでに計画が決定したあとということになりそうです。 県では、26年春ごろのIRカジノ開業を予定しています。
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