東京のNPO法人「子どもNPO・子ども劇場全国センター」では、「ママパパライン」というボランティア活動を長年続けています。 相談を受けるのは、全国7か所の相談員のみなさん。 普段は日替わりで相談を受け付けていますが、2月は全国キャンペーンとして、7か所一斉に連日相談を受け付けます。 同NPOによると「ママパパライン」は'02年にスタート。 「当時はまだ『子育て支援』という言葉もあまり聞かれませんでした。さきに『チャイルドライン』という子どもの相談を受け付ける活動をはじめていたのですが、活動を続けるうちに親の声を聞くラインが必要と感じたのがきっかけです(同NPO)」。 最初は東京ではじまりましたが、現在は北は北海道から南は兵庫まで全国7か所で相談を受け付け。 月曜日は北海道、水曜日は兵庫といった具合に、日替わりで相談を受け付けています。 同NPOによると、昨年からは相談にもコロナ禍の影響があるとか。 「ずっと家にいてストレスで精神が不安定になっているですとか、パートナーがずっと家にいることで関係が変わった、といった相談があります(同)」 相談を受けるのは、全員、研修を受けたボランティア相談員のみなさん。ほとんどが女性の方だそうです。 「ごく普通のお母さん感覚の方が、専門性を高めて相談にあたっている感じです。ハードルの低いラインですので、何でも言っていただければ(同)」 和歌山のママパパラインは休止に 和歌山県でもNPO法人「子どもNPO和歌山県センター」が「ママパパライン」の相談を受け付けていましたが、今年から活動を休止することになりました。 同NPOによると、電話回線の関係などで休止することになったとのこと。 相談は引き続きほかの道都県のママパパラインで受け付けており、和歌山県内からも相談できます。 ▽ほっかいどう(毎週(月)13時〜16時・祝日はお休み) TEL.080・6062・4735 ▽仙台(毎週(金)10時〜16時) TEL.022・773・9140 ▽ふくしま(毎月第1・3(木)10時〜16時) TEL.0242・85・7878 ▽ちば(毎週(金)10時〜16時) TEL.043・204・9390 ▽東京川の手(毎月第1・3(金)13時〜16時) TEL.03・3633・0415 ▽あいち(毎週(月)(水)10時〜16時) TEL.052・228・7287 ▽ひょうご(毎週(水)10時〜14時) TEL.078・945・8333 または TEL.080・3866・8333 ▼「ママパパライン」全国キャンペーン 2月15日(月)〜20日(土)、上記の7か所で連日相談を受け付けます。 前の記事 [3]「密」になった有田市の成人式
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