Arikaina 2021/2 「密」になった有田市の成人式
感染対策はどこへ?「密」になった有田市の成人式
1/10、有田市民会館で開かれた成人式。入口付近でもみあうように"密"になっていました。

 大勢の新成人が入口付近に密集。

ひっきりなしに人が行き交い、そこかしこで"密"なまま、にぎやかに聞こえる話し声の向こうには、マスクをしていない人もちらほらと…

1月10日、有田市民会館で開かれた成人式。会場の入口ではこうした光景が見られました。

県は翌11日に開かれた記者会見で、延期になっている成人式に対し「式そのものは、やはり距離を空けていただいて、マスク着用、手指消毒の徹底もやっていただきたい。

式の前後も、密にならないような誘導を是非行っていただきたい」と呼びかけました。

 有田市の成人式は、少なくとも入口では、そうした呼びかけとはほど遠い状態に。

2月には紀美野町や有田川町の広報誌で成人式の記念写真が掲載されましたが、いずれもノーマスクで距離もとらない、ごく普通の記念写真。

「写真を撮影する時のみ、そうしました(紀美野町教育課)」

 今年の成人式は、県内では紀北・紀中ではおおむね開催されましたが、田辺市や白浜町など、紀南を中心に延期するところも相次ぎました。

那智勝浦町では中止になっています。

 1月、和歌山県では過去最多となる453名の感染が確認され、7名の方が亡くなられました。

仁坂知事は1月13日の記者会見で「年末年始にかけて随分若い人が増えました。

これは、明らかに、若い人が帰省等の機会に集まって、ちょっと羽目を外された感じがあります」と述べています。
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