Arikaina 2021/12 コロナワクチン3回目スタート
4〜5月ごろがピークに?
コロナワクチン 有田・海南でも3回目の接種がスタート

 有田・海南でも、12月から3回目の接種が開始になるコロナワクチン。まずは医療従事者からスタートし、2月からは65歳以上の接種がスタート。4〜5月ごろにはかなりの人が接種可能となり、混雑のピークを迎えると見られています。
※記事の内容は12月3日時点のものです。

 県健康推進課によると、県内にはすでに3回目接種分として94箱(約11万回分)のワクチンが入荷済。1月までに接種する分については、すでに確保しているとのことです。1・2回目の時にはワクチンは箱単位で各市町村に配分されていましたが、今回からは1本単位となり、より細かく配分されています。

 有田・海南の各市・町でも、11月から接種券の発送を開始。12月からはまず医療従事者への接種、2月からは65歳以上の接種がはじめられることになっています。各市・町の担当者の話では2回目の接種が終わって8か月になる少し前に届くよう、接種券が発送される見通しです。

集団接種、今回は予定少なく
個別接種が中心になる見込み

 有田・海南では、1・2回目の接種ではすべての市・町で集団接種が行われましたが、本紙の取材では、3回目の接種で集団接種を行うと回答したのは紀美野町のみ。海南市・有田市ではまだ実施するかどうか検討しているとしていますが、残る湯浅町・広川町・有田川町では、今のところ集団接種の予定はないとのことです。

「8か月経ってから順番に接種するので、1・2回目のときほど混雑しないのでは(海南市健康課)」「打てる時期が決まっており、人数も限られてくる(湯浅町健康推進課)」

3回目がはじまっても、1回目から接種可能

 有田・海南の市・町では、引き続き1・2回目の接種も受付中。ただし基本的には、希望者が6人(1本分)そろうまで待つ必要があるようです。

「申し込み後、6人そろうまで待っていただき、町が医療機関と日時を指定して接種を行います(湯浅町健康推進課)」「希望を聞いて、6人集まってから接種します(有田川町健康推進課)」

 各市・町によると3回目の接種がはじまっても、引き続き1回目から接種を受けることは可能。12歳の誕生日を迎えて新たに接種対象となった子にも、順次接種券が発送されているとのことです。

 県健康推進課によると、3回目用のワクチンも1・2回目の接種用として使用できるとのことで、3回目の開始後は1・2回目の接種も受けやすくなるかもしれません。

▼各市・町のワクチン接種に関する問い合わせ先

▽紀美野町コロナワクチン対策室
TEL.0120・65・5670

▽海南市ワクチン接種班
TEL.073・483・8441

▽有田市新型コロナウイルスワクチン接種推進室
TEL.0737・82・5360

▽湯浅町ワクチン相談窓口
TEL.0737・22・3830

▽広川町新型コロナウイルスワクチンコールセンター
TEL.0737・65・0567

▽有田川町健康推進課
TEL.0737・22・4503

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