本紙4月号でもお伝えした、有田川町・歓喜寺が挑戦していたクラウドファンディング(以下クラファン)。5月に目標の500万円を見事達成!これからお堂の修繕にとりかかるとのことです。 クラファンで募っていたのは、同寺にある「上品堂(じょうぼんどう)」の修繕費用。同寺は鎌倉時代の高僧・明恵上人ゆかりのお寺として知られており、上品堂には上人の像などの文化財も納められていましたが、同寺によると痛みが激しく倒壊のおそれがあるため、現在は別の場所に移している状態とのことです。 クラファンは4月8日からスタート。本紙が確認したところ、4月末にはすでに300万円近くが集まっていました。5月21日には、ついに目標金額である500万円を達成。最終的には567万円もの支援を集めました。 同寺の石井住職によると、早ければ6月にも大工さんと打ち合わせを行う予定とのこと。できるだけ現在の部材を使って修繕し、半年ほどで完成させたいとのことです。完成後は落慶法要を行い、明恵上人の像なども再び上品堂の中に納められる予定です。 石井住職によるとクラファンをはじめてから、他のお寺から「うちもやってみたい」といった声を聞いたとか。「お寺離れの問題もあり、こうした修繕費を集めるのは難しくなっています。全国の方にご支援いただけるので、(同様の問題で悩む)他のお寺にもおすすめしたいです(石井住職)」資金のことだけではなく、お寺のアピールにもなったとか。「資金援助してくださった方から『修繕されたら見に行きたい』といった声もかけていただきました。すごく嬉しかったです(同)」クラファンは終了したものの、同寺では上品堂へ続く道の整備費用などの支援を引き続き募集しているとのことです。
▽問い合わせ=歓喜寺(有田川町歓喜寺159、明恵ふるさと館から南に約500m)
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