９月、広川町に多世代交流食堂「ひだまりきっちん」がプレオープン。町内では唯一のこども食堂になるとみられます。

　これは以前町内の施設で開催されていた「おひさまキッチン」を、広川町民会館に場所を移し、内容もパワーアップして開催するもの。主催側によると、こども食堂としてだけでなく多くの世代の方に来てほしいとの思いから「多世代交流食堂」としているそうです。

　９月の開催では食事はもちろん、退職した先生によるこどもたちの学習フォローや、多世代によるゲーム、人生相談などを実施。食事メニューは、近くでとれた素材を使った野菜カレーを予定しているとのことです。主催側では、今後も少なくとも月１回のペースで食堂を続けていきたいとしています。

※参加希望の方は事前に下記の電話までご予約をお願いします。広川町の方であれば、子どもから大人まで幅広い年代の方が参加できます。

▽日時＝９月21日(土)14時〜19時
▽参加料＝子ども無料、18歳以上は４００円（＋１００円でコーヒーが付きます）
▽会場＝広川町民会館（広川町広５７２・広川インターから42号を北へ、デイリーストアの角で西（左）に曲がり、広小学校の前を右へ）
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▽問い合わせ・参加申し込み＝
TEL.080・8532・1609

有田・海南地方 こども(15歳未満)の人口とこども食堂の数

e-Stat「国勢調査 都道府県・市区町村別の主な結果 都道府県・市区町村別の主な結果」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200521&tstat=000001049104&cycle=0&tclass1=000001049105&tclass2val=0)と、和歌山県「和歌山県内のこども食堂一覧について」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040200/kodomoshokudo/itiran.html)より本紙作成

こども食堂の数
市町により結構ばらつきが

　県では現在、県内のすべての小学校区にこども食堂を設置することを目的に「どこにも子供食堂プラン」を進めています。県の集計によると、有田・海南地方では７月末現在、12のこども食堂が活動中。しかしこども(15歳未

満)が最も少ない紀美野町で活動している食堂がある一方で、海南市に次いでこどもの数が多い有田川町では１つしかなく、食堂の数は市町によってかなりばらつきがでています。

参考＝和歌山県「知事記者会見　令和5年6月1日」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/press/05/6/d00213609.html#d230601_1)

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