昭和20〜30年代に旧下津町で撮影されたと見られるフィルムの上映会が、下津の海南市民交流センターで開催されます。フィルムは市の文化財保護審議会委員の馬場一博さんの提供によるもので、かつての暮らしぶりがしのばれる貴重な機会になりそうです。 馬場さんによると、このフィルムは旧下津町の社会教育主事だった野口宇人さんが撮影したもの。元は8ミリなどの家庭用フィルムと思われますが、DVD化されたものを馬場さんが入手。映像の中身を記したインデックスも付いており、今回の上映会を企画されたとのことです。 フィルムには音声は入っていないものの、学校の運動会/みかん山/長保寺宝物展/タンカーの入港/田植風景/下津町議会/消防出初式/丸善石油など、昭和の合併(1955)以前の旧町のころをふくめ、旧下津町のさまざまな風景が収められているとのこと。フィルムには「消壺」というタイトルが付けられていますが、このタイトルの由来は不明とのことです。 馬場さんによると元のDVDは1時間半ぐらいあるそうですが、今回は短く編集したものを上映。映像も編集のさいに処理する段階で、若干見やすくなっているとのことです。 当日はフィルム映像の上映のほかにも、昭和40年代ごろの豊富な写真を使い、下津の歴史を紹介するとのことです。 ※上映は無料ですが、事前に申し込みが必要です。左記の電話から申し込んでください。定員は20名(先着順)。海南市以外の方も参加できます。
日時=1月28日(火)14時〜15時半 参考=海南市「海南市事前復興計画 第2部 現状と課題」(https://www.city.kainan.lg.jp/material/files/group/46/zizenhukkouhonpengenzyoutokadai.pdf)
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