７月中旬から、紀美野町各地で目撃されているサルの群れ。町も毎日巡回を続けていますが、10月に入っても目撃情報が相次いでいます。同じ群れの個体かどうかは不明なものの、10月３日には海南市でも目撃情報が寄せられています。
※記事の内容は10月６日時点のものです。

　町産業課によるとサルの群れは２つあると見られ、１グループあたり10〜15頭と推定しているとのこと。町のホームページによると、10月に入ってからは栗を食べた痕跡が町内各地で発見されています。県警のメールサービス「きしゅう君の防犯メール」によると、10月３日には海南市重根東でもサル１頭が目撃されたとのこと。ただ同課によると、紀美野町内の群れのサルかどうかは分からないとのことです。

ドローンやエアーガンを使うも…
新対策として、住民に花火の講習？

　紀美野町役場では連日、目撃情報のあった地域での巡回やエアーガンによる追い払い活動を続けています。町産業課によるとドローンを使って音を出すといった対策をとったこともあるものの、目に見えるような効果はなく、現在はやめているとのことです。

　同課によると、新たな対策として煙火を使うことを検討しているとのこと。花火屋さんを招き、農家の方などを対象に講習会を実施する予定とのことです。

参考＝紀美野町「町内で野生のサルの群れが出没しています。お気を付けください。」(https://www.town.kimino.wakayama.jp/sagasu/sangyoka/nougyo/2102.html)

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