数千点の懐かしいおもちゃを展示

湯浅におもちゃ博物館
2月17日オープン予定


 湯浅町の醤油蔵の立ち並ぶ古い町並み。3年前には重伝建地区に指定され、観光客でにぎわうこの地域にまた新しい観光スポットが誕生しそうです。地域振興などの活動に取り組む地元団体・グリーンソサエティーの三ツ村貞範さんらが、古い醤油屋さんの建物を改装し懐かしいおもちゃを展示する「おもちゃ博物館」をオープンさせます。

 おもちゃは古美術店を営む三ツ村さんが、20年ほど前から集めていたもの。「なんせ、子供が好きやから(三ツ村さん)」収集点数は、その数なんと約1万点!博物館にはその中から数千点が展示されることになっています。おもちゃは古くは戦前戦後のものからあり、昭和30〜40年代のものが中心とか。博物館となる建物は、かつて醤油屋さんが醤油の出し入れに使っていたもの。内部の傷みが激しかったものの、地元の大工さんがボランティアで改装。2月17日(火)に博物館としてオープンし、開館式典が行われる予定です。館内では見るだけでなく、実際におもちゃを手にとって遊べるコーナーも設けられるとか。「子供に遊んでほしいし、大人には懐かしがってほしい。準備の手伝いに来てくれた大人がおもちゃを見て『あ、これで遊んだ』と夢中になってる。おもちゃはホンマに、いい思い出が蘇ります。大人も子供も楽しめる、ゆかいな博物館にしたい(三ツ村さん)」

[場所]
湯浅町、北の町老人憩の家から南へスグ。駐車場有

[問い合わせ]
グリーンソサエティー
tel.0737-63-0401


有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2009/2-3号

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