Arikaina 2014/02 海南高校、甲子園へ[1]
なんでも最後はやっぱり気持ちなんかな
「お前らのやる気だけが頼りや」海南高校、甲子園出場!

 春のセンバツ大会・21世紀枠で、27年ぶりの甲子園出場を決めた海南高校。

私立高校優位が続く高校野球にあって、昨年の箕島に続く公立高校の出場です。

おにぎり100個に山道30キロ
食え、走れ!ごっつい体の方が勝つ

 昨年秋の県大会で準優勝、近畿大会で大阪優勝の履正社と接戦を演じたことが、今回、出場校として選ばれる決め手となりました。

「私立の強いところとやって感じるのは、とにかく体が違う、ということ。線の太さが違う。

体格のいいチームの方が勝ってる、と言うのはデータでも出ているんです(海南の森本直寿(なおとし)監督、以下カッコ内同じ)」

「とにかく食べろ」選手にはもちろん、選手の親御さんにもそういい続け、野球部には炊飯器も用意。

マネージャーが100個ほどのおにぎりを握り、1回ひとり2〜3個ほどを選手に食べさせています。

その甲斐あってか、「みんな、入部当時に比べたらかなりがっしりしてきた」
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Arikaina
2014/02号
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